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最初に、「低料金」という言葉がチープに聞こえるのであまり好きではなく、「良心的な料金」とかの方が好きなんですが、やはり「低料金」が一般的かなと、この言葉を使ってます。「安かろう悪かろう」が世の中にか私の中にか、まだ残っているんですね。
さて、友達とかお客さまに、「なぜ若色さんの撮影料金は安いの?」とか、「若色さん、もっと高くしてもいいんじゃない?」とか聞かれます。自分で言うのも変ですが、長年やってきているし、それなりの撮影歴もあるので、業界最安値に近い料金設定を不思議に思われているようです。 しかし、タネも仕掛けもありません。答えは、残りの人生、これまで貯めてきた貯金を基本に生活することを選んだ、というだけです。また55歳になり、半ば引退を決めたので、古い表現で言えば週五の9時5時働けば貯金を切り崩すこともないかも知れませんが、もうそこまでガツガツ働きたくもないと言うこともあり。 ぶっちゃけ言えば、子育ても終わっているので、あとは夫婦。持ち家、ローン借金なし、カメラで楽しみながら月に15万でも何十万かでも稼いで、60歳で年金を早期受給して、貯金を使って、と言った残りの人生プラン。儲けるつもりもないし、控えめにでもカメラマン続けるなら投資や経費もかかるので、所得税0円が収入目標。 幸いなことに、これまで企業や代理店からの撮影依頼が多かったので、残りの人生を過ごす蓄えができました。やはりカメラマンは、企業からの依頼や代理店からの著名人の撮影依頼が収入の肝となる方が多く、私もそれに漏れません。もちろん、個人撮影や作品制作で蓄えを作れるカメラマンや写真家も多くいますが、私はそれができませんでした。 * 話が逸れるのでここでは書きませんが、カメラマンに加え、同時並行でB2Bの会社経営もしていましたが、こちらも引退しました。 しかし撮影の楽しさや写真を提供する満足感でいくと、個人撮影は法人撮影に勝るのは紛れもない事実です。企業からの依頼で社長のプロフィール写真を撮影してご担当から「ありがとう」と言われるより、子どもを撮影してお母さんから「ありがとう」と言われる方が嬉しいというか。例えそれが1/10の料金だったとしても。ただ一点、これは全く企業撮影を否定しているわけでなく、企業は個人のお金を使いませんが、個人は個人のお金を使うので、至極当然のことですね。 そして55歳となった昨年、企業撮影のウェイトを減らして個人撮影にウェイトを移していくことを決めました。貯蓄がなければ、この決定はしていなかった、あるいはできなかったと思います。なぜなら、これは自分の悲しい性、仕事をするからにはお金を儲けたいと思うから。しかし、個人さまから大金をいただくわけには行かないので、これまでは企業や代理店を主要なお客さまとして活動をしてきました。語弊無いよう、企業や代理店とも真摯に接して来ましたが、個人家庭で言えば「自分投資」にあたる「マーケティング・販売促進予算」を潤沢に用意しているのが大きな違いで、カメラマンの費用(カメラマンからすれば収入)は大方この予算から出ています。そこに甘えてきたわけです。 以上、最後に偽善的にまとめるとすれば、これからのカメラマン人生でやろうとしていることは、「これまで稼いできたお金で個人の笑顔を買う」ことかも知れません。ただ、無償とか完全ボランティアと言うのは写真撮影に限らず個人的には「人間的に」そして「互いに」好ましくないので、個人の方でも気軽にお子さまの成長記録写真や大切な記念日写真を依頼していただける「業界最低料金付近」に料金を設定しています。 そして、「なぜ荒川区ローカルにこだわるのか?」もこれと深く関係してくるので、次回のBLOGで書いてみよ☺️ 若色写真事務所:撮影料金はこちら
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カメラマンの仕事はどこから入ってくるのか?
正直、私も平均的なところは分からない。 そもそも人それぞれで、平均があるのかも分からない。 写真作品販売もしているので、写真撮影に限って自分の場合を書くと。 4割が知り合いか知り合いからの紹介。3割がリピーター。2割がタイアップ等の企画モノ。そして残りの1割がSNSやホームページ、色々な店舗に設置してもらっているポストカード等からの問い合わせ。 個人撮影をのぞいて企業依頼の撮影でいくと、5割が知り合いか知り合いからの紹介、そして5割がリピーター。 見ての通り、とにかく知らないお客様からの問い合わせ、新規案件が少ない。 マッチングサイトは好きではないので、SEO対策を進めているけど、そろそろもう一本新しい仕事流入のルートを作りたいなと、デジタルクリエイターのエージェンシーへの登録を考え中。 これまで法人や代理店受けをメインにやってきたけど、そろそろ年齢的に好きな仕事がしたいと、お堅い仕事は少なめに、好きな「人間撮影」がしたいと、初心に戻り「地元」や「家族」を中心とした撮影を行うセカンドキャリアに向けてあれやこれやと迷走・帆走。しています。
セカンドキャリアの活動日記はこちらでご覧いただけます。 全国区でなくローカルで人々を幸せにするカメラマンになりたい。
日本一とか世界一とか、そもそもペケペケ一は興味なく、そんな小さな夢を地道に追い求めつつ、人々を幸せにできるカメラマンライフを送りたいと思っています。 地元荒川区の大手オンラインメディア、荒川102の区民記者として、たまに記事を投稿しています。
人が好きなんで、基本インタビュー記事。 2026年1月30日 日暮里 斎藤湯、リニューアルして10年、そして今後に向けて 〜 湯主、斎藤 勝輝氏 インタビュー 2026年2月3日 株式会社ヘイワ堂、77年の歴史と現在 〜 3代目社長、土田 譲氏 インタビュー |